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獅子の最期 [合掌]

菅原文太さんが亡くなったそうである。享年81歳。
つい先日、高倉健さんが亡くなったばかりで、銀幕
のスターが次々に旅立ってしまっている。

菅原文太さんは、最近有機農業を精力的に行ってい
たそうである。悩める若者たちを雇用し、安全安心
な農作物を作ることに生きがいを感じていたそうで
ある。

以前、郵政選挙の際、亀井静香議員の応援弁士とし
て登場した文太さんは、広島で「私は仁義なき戦い
という映画を撮っていましたが、亀井さんとともに、
仁義ある戦いをしましょう。」と、独特のしわがれ
声で演説をしていた。その落ち着いた雰囲気の演説
を今も思い出す。

1980年に、文太さんはNHKの大河ドラマである
「獅子の時代」で主演を1年務めた。映画の制作を
1年休むことになるので、映画会社としても英断で
あっただろうし、NHKにしても任侠映画に出てい
る人を主演にするのは英断であっただろう。
しかし、この撮影で会津の下級武士を演じたことで
菅原文太という役者さんの幅は確実に広がったこと
と思う。

獅子は今、天に召された。最期まで弱音を吐かず、
頑張りとおしたそうである。
菅原文太さんはまさに、獅子の化身であったと思う。

合掌。

獅子.jpg

広島に原爆が投下された日 [合掌]

 今日は8月6日。広島に世界で始めて原子爆弾が
投下された日である。その破壊力は凄まじいもので、
多くの人が犠牲になった。そして長崎にも投下。日本
は唯一の被爆国となった。


 それがしの父は、昭和20年の後半に就職試験の
ために博多から上京した。その途中、列車が広島を
通過した。その時、まだ広島では鬼火のような炎が、
ちろちろと燃えていたという。その光景が今も忘れた
ことは無いという。


 にもかかわらず、その後世界は原水爆の開発に
血道を上げて、あちこちで実験を繰り返し、地球を
汚染していった。被爆国である日本ですら、原子力
の平和利用の名のもとに原子力発電所が建設され
ていった。その結果、現在福島第一原発の事故で
手痛いしっぺがえしを受けている。


 原子力そのものを否定するわけではないが、核
兵器や原子力発電の燃料のごみを処理する方法
が確立されないまま使用してきたのは疑問である。


 アメリカなどは、そのごみを「劣化ウラン弾」という
砲弾に再利用して、世界中に放射能をばらまいて
いる。日本ではいまだ、中間処理場しか無い。今後
たまってきた低レベル廃棄物をどうする気なのだろう。


 もう一度、原爆の悲惨さに思いを馳せ、この冥府
から来た物質と向き合う必要があるのではないかと
思う。


原爆.jpg